便秘になりやすい条件

便秘は生活習慣におおきな影響を受けることは言うまでもなく慢性便秘症ガイドラインによれば、朝食を抜くことは明らかな便秘のリスク増加になります。なぜなら人は朝起きて活動を始めるにあたり、胃腸も活動をはじめだします。このとき朝食をとることで胃が刺激され腸管も動き出します(胃結腸反射といいます)。
この動きは1日のうちで最も大きく腸が動くため、便が一気に直腸へ押し出され便意の発生とまとまった排便が期待できます。
なので朝食をとらないということはみすみす大きな機会を放棄しています。
しっかり朝食をとるのが理想的ですが、朝にそんなに食べられない人ではゼリーや果物・ジュースなどでも良いので何か食べることで胃に刺激を与えることで胃結腸反射を促しましょう。

© 2015 矢野外科胃腸科