カテゴリ: 便秘の話

胆汁酸トランスポーター阻害薬

胆汁は肝臓で生成され胆のうに貯留して濃縮されて、食事の刺激を受けて胆のうが収縮して胆管を通り十二指腸に放出されます。そして小腸末端で吸収されて肝臓にもどっていきます。胆汁に含まれる胆汁酸には脂肪の吸収を助けるほかに、大腸 […]

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上皮機能変容薬

今回は今までになかった新しい作用の薬です。 上皮機能変容薬ってなんやねんと思われるでしょうが、簡単に言うと腸管の粘膜上皮に作用して水分を腸管内に引っ張ってくることで、便を軟らかくして排便を促す薬です。 現在日本ではルビプ […]

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刺激性下剤について

刺激性下剤は大腸で腸内細菌により分解、代謝され腸の中にある神経(アウウェルバッハ神経叢といいます)を刺激して腸管を腸管の運動を促進して排便を促します。(腸を絞って便を出すイメージ) アントラキノン系 :センナ センノシド […]

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浸透圧性下剤 その2

2)ラクツロース(糖類下剤)(商品名:ラグノスNF経口ゼリー) 特徴                                                 ラクツロースは合成二糖であり,消化酵素によって分解され […]

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浸透圧性下剤

今回から各種便秘薬の特徴を書いていきます。 浸透圧性下剤 薬の作用で腸管内の浸透圧を高めて水分を腸管内に移動させて便をやわらかくしたり、便のかさを増やす効果があります。塩類下剤、糖類下剤、ポリエチレングリコールがあります […]

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