カテゴリ: 便秘の話

便秘に使える漢方薬 2

前回は構成生薬がシンプルなものを紹介しましたが、今回は構成生薬が多様で様々な効果を狙った薬を紹介します 1)麻子仁丸(ましにんがん) 構成生薬:麻子仁5.0g 大黄4.0g 枳実2.0g 杏仁2.0g 厚朴2.0g 芍薬 […]

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便秘に使える漢方薬 1

これまでは便秘薬は現代薬のお話をしてきましたが、今回は古くから使われている漢方薬のお話を書いてみます。漢方薬と言えば時代劇などで医師が薬草を薬研(両側に持ちてのついた丸いやつ)でゴリゴリして「これを煎じて飲むがよい」とわ […]

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胆汁酸トランスポーター阻害薬

胆汁は肝臓で生成され胆のうに貯留して濃縮されて、食事の刺激を受けて胆のうが収縮して胆管を通り十二指腸に放出されます。そして小腸末端で吸収されて肝臓にもどっていきます。胆汁に含まれる胆汁酸には脂肪の吸収を助けるほかに、大腸 […]

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上皮機能変容薬

今回は今までになかった新しい作用の薬です。 上皮機能変容薬ってなんやねんと思われるでしょうが、簡単に言うと腸管の粘膜上皮に作用して水分を腸管内に引っ張ってくることで、便を軟らかくして排便を促す薬です。 現在日本ではルビプ […]

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刺激性下剤について

刺激性下剤は大腸で腸内細菌により分解、代謝され腸の中にある神経(アウウェルバッハ神経叢といいます)を刺激して腸管を腸管の運動を促進して排便を促します。(腸を絞って便を出すイメージ) アントラキノン系 :センナ センノシド […]

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